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はらしょーが本を書く理由

23歳、大学5年生のときに物書きとしてデビューしました。

そのときは、私が何をしていたのかというと、ITベンチャー・ウィルゲート社の経営陣でした。
今でこそ、社員は100名以上、「働きがいのある会社」ランキングなどで毎年上位常連を誇るスーパーベンチャーですが、
当時のウィルゲートは創業仕立てで、マネジメントも機能しておらず、売り上げもなかなか苦しい状況で、朝から晩まで走り回るように働いていました。

*私が「ビジネステロリスト」としての活動を始める以前の話です。

そんな激動の毎日だったのですが、あるとき、出版社(インデックスコミュニケーションズ)の当時編集長を務めていた方から、出版のオファーをいただき、処女作「ありえないマーケティング」を書き上げました。

そんな具合で、現役大学5年生のときにマーケティング本の著者として、出版界にデビューしました。23歳で「ありえないマーケティング」を出してから、24歳までの1年間で5冊の本を出しました。

僕が書いているのは、主にビジネス書です。

なぜビジネス書を書いているのかというと、私自身、本のおかげで今があるからです。

私は若いときに経験も、人脈も、技術も、資金もないときにビジネスを単身でスタートしていますから、最初は右も左も分かりませんでした。でも、ビジネス書を読むことで、そこに記された一流のビジネスパーソンたちの経験や、勇気や、知恵をもらって、それを自分の糧として前へ前へ、進むことができました。

著者一人の経験が、誰かの勇気になる、武器になる。

これなのです。

この体験があったからこそ、私自身もいつかビジネス書を書きたいと思うようになりました。

ビジネス書というのは、書籍の中でも誰かの人生を大きく変えることができる可能性をたくさん持ったカテゴリだと思うのです。だから、私はビジネス書を書いています。そして、これからも一生書き続けていきたいと考えています。

本を通じて伝えたいもの

本を通じて僕が伝えたいこと・・・いや、『伝えたい』とかいうとおこがましいかもしれない。だけど、僕が本の中に込めていることは一貫しています。

それは「はみだし者」たちに、動き出す勇気と、未来を切り開く武器を手渡すこと。
そんな勇気と信念の本を作りたい。そう思っています。

私は社会のエリートではありません。むしろアウトローです。

だからこそやれたこと、関われたこと、手に入れたものがあります。

それをモザイクなしで、本というフォーマットの中にぶち込んでいく。
それがビジネス書の著者として私がやっていることです。

まとまった量書くのって、ぶっちゃけ、ちょー辛い!文字が頭の中で飽和して四次元空間にいるような感覚に襲われる。そこを脱するには、とになくひたすら書くしかない!笑

どうでもいい話かもしれませんが、一人の作家が、どんな風にして一冊の本を書きあげているのか?あまり語られることがないですし、ちょっと「異世界と握手」をしてもらえると思うので、せっかくなのでお話しておこうかと思います。興味があったら、是非物書きの仕事の世界を少しだけ覗いてみてください。

これは、私が「不純な動機ではじめよう」を書いたときの、実際の手順、様子を写した写真です。実際の作家がどんな風に一冊の本を書き上げていくのか、仮想体験的に楽しんでもらえたら幸いです。

  • 家の外へ出かけ、自己対話を時間をかけて行う

    家の外へ出かけ、自己対話を時間をかけて行う

    まず、本を書くという行為について語るとき、「書く場所」について触れておかなければいけません。本を書くという行為以上に、どこで書くかというのが、私にとってはかなり重要な要素だからです。

    まず構想段階は必ず家の外でやる。行きつけのカフェへ腰かけて、ゆっくり数時間物思いにふけります。その中で、とりとめもなく頭に浮かんだキーワードや、フレーズをノートに書き下していく。

  • 本で伝えたいこと、 世の中に問いたいメッセージをシンプルに研ぎ澄ます

    本で伝えたいこと、 世の中に問いたいメッセージをシンプルに研ぎ澄ます

    その言葉たちを少し寝かせます。醸成のプロセスを経て、一冊の本で何を伝えたいかを考え続けます。時には山にこもったりして、自分の中で流れている言葉と、それを世の中に発信するときのフォーマット=文章に落としたときにずれがないか?できるだけ精神性を損なわない形になっているだろうか?ということを自問自答するのです。最新刊「不純な動機ではじめよう!」の場合は、構想段階で、青山のど真ん中と、箱根の山の中にこもってこのプロセスを通過しました。

  • 初期衝動的に荒削りなアウトラインを書き殴っていく

    初期衝動的に荒削りなアウトラインを書き殴っていく

    そして、書き始めていきます。最新刊の場合は、荒原稿は箱根の山の中でアウトラインを作りました。この段階ではまだ、「本」になるほど整っていない粗ぽい原稿です。まとまりも全くゼロ。初期衝動を、できるだけそのときのエネルギーを毀損しないように閉じ込めておきます。

  • 原稿に「肉」をつける

    それを持ち帰って、自宅で肉をつけていきます。前段階までは「言いたいこと」をとにかく言いっぱなしでもいいから、アウトプットしていきますが、この段階では、「言いたいこと」を相手に届く形にしていくことが目的です。しかしながら、勢いを殺さないようにする。最新刊の場合は、600ページの原稿ができあがりました。

  • 編集者のフィルターを通す

    それを編集者に投げます。編集者によって、原稿の取り扱いスタンスは様々ですが「不純な動機ではじめよう」の場合は、ほとんど原稿の中身に介入しない編集者だったので、膨大にある原稿(600ページ)のどの部分を、採用するか。どういう順番で本にするかという部分が主な焦点となりました。

  • 自分のフィルターで言葉を洗練させていく

    自分のフィルターで言葉を洗練させていく

    編集者がざっくりと構成した原稿がゲラであがってきます。そのゲラをもとに、もう一度原稿と向き合います。自分が書き下した文章と、ものすごい細かい目と神経で見なおすというフェーズです。この段階で、かなり細かいレベルで原稿を書き足したり、削ったり、表現を変えたり、小見出しを変えたりします。書くときが一番エネルギーがいる段階ではありますが、この校正(あるいは原稿修正)段階は、ある意味で一番神経を使います。

  • 細かいキャッチボールで磨き上げる

    そうして修正を終えた原稿を編集者に戻します。編集者はその原稿をもとに再度編集者目線でも原稿をブラッシュアップしたり、誤字脱字などのチェックをしたりします。こういうやりとりをそのあとも1~2回繰り返すと、本の原稿は完成します。

  • 「中身以外」のインタフェイスも仕上げる

    同時並行して、本のカバーや、タイトル、帯など、本の「中身以外」の部分も進めていきます。

  • 完成、そして世の中へ・・・

    完成、そして世の中へ・・・

    そうしてようやく1冊の本は完成します。著者のもとには、だいたい発売の数日前に「見本」という形で、発売される本が届きます。出版社から送られてくる見本誌の入った段ボールを開封して、自分の書いた本を手に取る瞬間は、なんとも言葉では言い表しがたい感動の瞬間。発売されてから、書店で自分の本を手に取ってくれている人を見かけるのも同じくらい嬉しい場面です。

    こんな感じで本を作っています。僕は学生のころから、いつか本を書いてみたいなぁ。いつか自分も作家になりたいなぁと思っていました。だから、そんな人もきっといるだろうと思って、少しだけどうやって僕が本を作っているか公開してみました。参考にしてくれればうれしいです。

  • 出来上がった本たち一覧

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    そんでもって、どの本もそんな風にして作っています。
    興味をもったタイトルからで構いません。
    是非原田の本を、手に取ってもらえたら嬉しいです。

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